第5回全国史料ネット研究交流集会

さる11月17日~18日、全国史料ネット研究交流集会が、新潟大学中央図書館ライブラリーホールにおいて開催されました。初日はあいにくの雨も降りましたが、2日目はこの時期の新潟に珍しい快晴で、全国からおいでいただいた100名以上の方々を、おもてなしすることが出来ました。

二日間にわたり、下記の団体が発表をする充実したものとなりました。

〈口頭発表〉
新潟県立歴史博物館
長岡市立中央図書館文書資料室
岡山史料ネット
愛媛資料ネット
広島歴史資料ネットワーク
茨城文化財・歴史資料救済・保存ネットワーク
NPO法人宮城歴史資料保全ネットワーク
鹿児島歴史資料防災ネットワーク
宮﨑歴史資料ネットワーク
神奈川歴史資料保全ネットワーク

〈ポスター発表〉
人間文化研究機構
国立歴史民俗博物館メタ資料学研究センター
ふくしま歴史資料保全ネットワーク
歴史資料保全ネットわかやま
歴史資料ネットワーク
千葉歴史・自然資料救済ネットワーク
熊本被災史料レスキューネットワーク
鹿児島歴史資料防災ネットワーク
愛媛資料ネット
歴史資料保全ネットワーク・徳島
被災建物・史料救援ネット
中越防災安全推進機構
十日町市文化財課

夜の懇親会も大いに盛り上がりましたが、18日の朝には私(原)が急遽提案をし、懇親会後に急ごしらえの資料作りをしてセッション開始前の朝の巡見を行うことが出来ました。

砂丘にふさがれて湛水しやすい越後平野の地形的概要をご説明したあと、水害の克服の痕跡、もまた水害そのものの痕跡として、新川・西川の立体交差と、槇尾宝光院の横田切(1896年の信濃川大水害)の浸水高標などをみて歩きました。

今年の夏はいうまでもなく西日本の大水害が印象的な災害となり、発表でもこれにとりくんだ岡山・広島・愛媛などのネットのまだ生々しい体験談が印象的だったのですが、それとあわせて数百年をかけた水害との闘いの跡をみていただくことができ、タイムリーであったのではないかと思います。

さて、新潟史料ネットも2004年の中越地震以来その後の各災害での被災史料も含めてレスキュー活動に取り組んできたわけですが、いつまた新潟県内で大きな災害が起きるかわからない(実際にこの夏は農地などには台風被害もありました)ことを考えると、「予防ネット」的活動を少しずつまた取り入れていくべき時期なのではないか。個人的にはそのような思いを強くした2日間でした。

 

第5回全国史料ネット研究交流集会のチラシについて

11月17・18日に新潟大学で開催される全国史料ネット研究交流集会も、2週間後に迫ってまいりました。

今回は、時間スケジュールなども掲載されたチラシを掲載いたします。下記画像をクリックしていただくと、タイムテーブルが入った裏面を含むpdfデータをダウンロードすることが出来ます。是非ご一覧いただき、またまわりの方にもお薦めください。

第5回全国史料ネット研究交流集会の開催について

 さてこのたびは、11月17日(土)・18(日)に新潟で開催される第5回全国史料ネット研究交流集会についてお知らせをいたします。

 全国各地で史料レスキュー活動などを行っている団体が一堂に会する全国史料ネット研究交流集会については、これまで神戸、福島、愛媛、岡山で開催されてきましたが、今年度は新潟で実施されます。今年2018年は、4月の島根県西部地震、6月の大阪北部地震、さらにその後、上記の地震被災地を含む各地で甚大な被害を生じさせた7月の西日本豪雨、9月の北海道胆振東部地震と、立て続けに災害が発生しました。この状況の中で、資料保全活動は複合災害・広域災害にどのように対処するか、という問題を考えることが喫緊の課題となっています。
 
 今回の研究交流集会では、この課題について、2004年の中越地震以降今日まで資料保全活動が続けられてきた新潟で、これまでの各地での経験をふまえつつ、2018年に発生した災害に直面した各ネットの具体的な経験と実践を受けとめ、研究交流を深めることを目的としたいと考えます。開催日時、会場については、以下の通りです。

 日 時 : 2018年11月17日(土)13:00~17:45、11月18日(日)10:30~13:00(終了時刻は予定)
 会 場 : 新潟大学中央図書館ライブラリーホール(新潟市西区五十嵐2の町8050番地)

 詳細につきましては、今後、歴史資料ネットワークのホームページなどで順次更新されていきます。
 http://siryo-net.jp/event/20181117-18-koryusyukai5-niigata/

 皆様ふるってご参加を頂けますよう、宜しくお願いを申し上げます。

第6回歴史地震史料研究会の開催について

下記の研究会を開催しますのでご参加よろしくお願いします。

第6回前近代歴史地震史料研究会開催のお知らせ
11月3日12時10分~17時20分
新潟大学総合教育研究棟大会議室
12時10分~17時20分

(画像をクリックするとpdfファィルをダウンロードできます)

台風21号による被害について

台風21号の被害にあわれた方に、心からお見舞い申し上げます。

今回の被害は農業被害が中心のようですが、佐渡長谷寺など文化財の被害も出ているようです。

指定文化財に限らず、保有・保管している歴史資料が雨にぬれた、保管場所が壊れて困っている等のことがありましたら、お住まいの市町村や県の文化財担当部署、もしくは当会にご相談ください。

水にぬれた資料について

今回の豪雨で、粟島浦村や村上市で土砂災害がおこったようです。被災された方に心からお見舞い申し上げます。

残しておきたい貴重な資料や写真が濡れてしまった場合でも、復活することが出来る場合があります。詳しくは下記をご覧ください。

資料の修復方法

また、大量の歴史的な資料が泥水に浸かるなどしてお困りのさいは、当会にもご相談ください。

お知らせ

長い間行方不明になってしまっていた新潟ネットのサイトですが、こちらで再出発することとなりました。なにとぞよろしくお願いいたします。

新潟県内も本日は土砂災害の恐れが高まっています。避難情報などに気をつけてまずは我が身をまもっていただきたいと存じます。