雲洞庵被災史料の整理作業について

投稿者: | 2023年9月20日

先週9/13水曜日、新潟県立歴史博物館にて、雲洞庵の被災史料の整理ボランティアを行いました。今回は少人数での作業となるため、新潟大学学生と長岡市古文書ボランティアの皆様だけにご案内をいたしました。事後の報告となり申し訳ございません。

当日は新潟大学教員2人、学生9人、長岡市歴史文書館2名に県博学芸員さんとで、5000点弱に及ぶ史料を、整序して箱詰めいたしました。2011年の新潟県福島県豪雨での被災から12年、途中コロナによる3年間の休止がありましたが、1000点弱の目録作成が出来ていたと思います。今年より駒澤大学での調査が開始されることから、不十分な形での引渡になり残念ですが、ある程度の貢献は出来たかと思います。

なお未だ汚臭が取れない史料も複数ありました。水損史料の処理方法については各地で実践が積み重ねられていますが、さらに勉強をする必要を実感いたしました。
作業風景