長野市のレスキュー活動に対する支援について

投稿者: | 2019年10月20日

皆様

この間事務局では、台風19号による県内の被害情報の収集に努めてきましたが、幸い文化財等歴史資料の被害は今のところ認められないようです。

一方で隣県である長野県や福島県等では甚大な被害が出ております。とりわけ長野県には全県を覆ういわゆる史料ネットがなく、個々の自治体等で対応している現状です。

皆様も報道等で見聞しているかと思いますが、中でも長野市周辺の千曲川沿岸の被害は甚大です。事務局の原も10/19にその一部を見て回りました。その長野市ではこのたび、長野市立博物館を中心とした文化財レスキューの体制が組まれ、これまでの交流の経緯から、新潟史料ネットに支援の要請がありました。

つきましては今後新潟史料ネットとしては、長野市への支援に重点的に当たろうと思います。長野は新潟からですと高速で休憩込み片道3時間かかる地ですが、長岡からだともうすこし近く、上越からだとすぐ隣の地域です。皆様よろしくお願い申し上げます。

もちろん新潟はこれで大丈夫というわけではありません。新潟県内でも今後歴史資料の被害の実態が明らかになる可能性があります。新潟県内の情報収集には引き続きあたっていく所存ですので、こちらも情報がありましたらお願いいたします。