さてこのたびは、11月17日(土)・18(日)に新潟で開催される第5回全国史料ネット研究交流集会についてお知らせをいたします。
全国各地で史料レスキュー活動などを行っている団体が一堂に会する全国史料ネット研究交流集会については、これまで神戸、福島、愛媛、岡山で開催されてきましたが、今年度は新潟で実施されます。今年2018年は、4月の島根県西部地震、6月の大阪北部地震、さらにその後、上記の地震被災地を含む各地で甚大な被害を生じさせた7月の西日本豪雨、9月の北海道胆振東部地震と、立て続けに災害が発生しました。この状況の中で、資料保全活動は複合災害・広域災害にどのように対処するか、という問題を考えることが喫緊の課題となっています。
今回の研究交流集会では、この課題について、2004年の中越地震以降今日まで資料保全活動が続けられてきた新潟で、これまでの各地での経験をふまえつつ、2018年に発生した災害に直面した各ネットの具体的な経験と実践を受けとめ、研究交流を深めることを目的としたいと考えます。開催日時、会場については、以下の通りです。
日 時 : 2018年11月17日(土)13:00~17:45、11月18日(日)10:30~13:00(終了時刻は予定)
会 場 : 新潟大学中央図書館ライブラリーホール(新潟市西区五十嵐2の町8050番地)
詳細につきましては、今後、歴史資料ネットワークのホームページなどで順次更新されていきます。
http://siryo-net.jp/event/20181117-18-koryusyukai5-niigata/
皆様ふるってご参加を頂けますよう、宜しくお願いを申し上げます。